
フォークオイル滲みの修理、
インナーチューブ摺動部にメッキ剥がれもありましたのでインナーチューブをV-TWIN製新品に交換

元々付いていたような社外品にありがちな傷付きやすく剥がれ易い鏡面仕上げのSHOWクロームではなく、純正インナーチューブらしいヘアライン仕上げのクロームで安心デス


76年の前期?なのでしょうか?
おそらく日本のカヤバ製のフロントフォークですが、実はしっかり分解したのはこれが初めてかもしれません
このタイプのアウターチューブにはメタルブッシングが組み込まれていないんですね(^_^;)
つまりスチール製メッキ仕上げのインナーチューブとアルミダイキャスト製切削仕上げのアウターチューブが完全に直接接触し絶えず摺動しているということになります(^_^;)
この様な構造の40年前の部品ですので当然ですが、アウターチューブの摺動部にあった摺動傷をホーニングでならし、
さらに今回は特別に 少しでもフリクションが低減し摩耗を抑えるように カヤバフォーク用ハーレー純正フォークオイルにEPLのオイル添加剤PL-500をおよそ3%の割合で注入し しっかり混ぜて使用しています