明らかにキャブが下向き、マニもずれていましたので分解です
下から支えるSU専用のブラケットは 本来マニtoキャブのフランジの4点のボルトの内、前側(当然下側)のボルトにかませるものですが 誰かが間違えて後ろ側にかませていたみたいです
その為ブラケットが短く、キャブが無理矢理下向きについてしまっていたようです
サンダンスのリークレスシリーズ、高品質のラバーバンドもこんな状態に...
このバンドはヨーロッパ製で 過給器(ターボチャージャー)などに組み合わせて使われるかなり高品質で耐久性の高い物だとサンダンスの柴崎さんが言ってみえたのを思い出しますが...
折角の高品質パーツも正しく取り付けなければ全く意味がありません
先ずはラバーバンドの接触面をワイヤーブラシでシコシコキレイに!
やはり何事も基本は掃除ですね
関係ありませんがこのヘッドはポート研磨されていますね
マニとの相性を確認
かすかにずれていますが許容範囲でOKです
新品のラバーバンドをこうしてセットしてからバンドを傷つけないようにヘラなどを使ってマニを差し込みます
キャブもオーバーフロー修理の為、ニードルバルブとシートを交換
よくあるチョーク機能のOリング劣化でチョークが微妙に効いた状態になってしまっていた為、分解しOリングの交換
フロートレベルを指定位置にセットし、スローミクスチャーの基準位置を確認し、ドーム・ピストン・ベアリングを洗浄しEPLの高性能添加剤、PL-500をアッセンブリールーブ代わりにして組み付け
めちゃくちゃ調子よくなってしまいました