エルボウアダプターで前を向いたSUキャブ
お客様の希望が無ければ敢えてはやりませんが、実は嫌いじゃないです。
このアングル、これぞアメリカンカスタム!
素性のわからない中古のキャブですので本付け前に簡単にバラせる所はバラしてチェック&調整をしておきます。
特にフロートレベルはキャブ調整の基本ですので必ずマニュアルどおりにちゃんとセットされているかどうかチェックしなければいけません。
ここが狂っていれば、その後のキャブ調整は全て無意味なものになってしまいます。
SUのフロートレベルセッティングは白いフロートの半円にくぼんだ部分が、このようにフロートボトムプレートの合わせ面と面一(ツライチ)になっているのが規定です。
このキャブはOKですね。
他にもとても肝心な事前調整がありますが、それはまたの機会にでも...
ピストンドーム取り付けの雌ネジ3箇所の内 2箇所がナメてしまっていることが発覚
イギリス規格のネジならめんどくさいな~と思ったら、アメリカ規格「10-24」というピッチでした
ネジ山修正用リコイルキットはアメリカのインチ規格はもちろん、ミリ規格も大量に用意しておりますのでお任せください