まずはキック始動の改善から、
ポイントカムのグリスアップ不足からカムフォロアーが摩耗し過ぎて正常なギャップ調整が出来ない状態でしたのでポイント交換。
ついでなのでコンデンサーも交換。元々付いていたものは予備になります。^_^
ガバナーが偏芯して前後のギャップに差がありました。 ガバナーとカムの相性が悪くガバナーがカムに完全に面で密着していない可能性がありましたのでガバナー交換。
元のガバナーの裏側、茶色く錆が出ている部分は進角時のストッパーとなるピンが何度もガバナーのベースプレートのピン穴内側に打ちつけられて削れているんですね。この部分も組み付け時にはグリスアップの必要があります。
ここまでやって初めて点火時期の再調整に入りますが、ポイントのベースプレートの長穴の調整範囲内では上死点ゼロ度で火花を散らすことが出来ないことが判明。
長穴をチェックすると長穴を加工して広げた痕跡も有。
ベースプレート交換して再調整。
何とかしっかりと調整が出来ました!
古いバイクはいろいろな部品が組み合わさっていますのですんなりと調整出来ないことも多々あります。
確認のキック始動...
簡単にかかるようになりました! (^o^)丿
想定外に時間をとられて試乗する時間が無くなってしまいましたので、少しエンジンを暖めてからオイル交換です。